バーレーンとヨルダンが5月19日(火)、エボラウイルスの感染拡大を受けて中央アフリカからの渡航者の入国を停止した。UAEの保健当局も対応準備を確認する声明を発表しており、UAE在住者で中央アフリカへの渡航を予定している方は最新情報の確認が必要。
バーレーンはウガンダ・コンゴ民主共和国(DRC)・南スーダンの3カ国からの外国人入国を30日間停止。3カ国のいずれかに過去30日以内に渡航した者にも適用される。ヨルダンはDRCとウガンダからの渡航者の入国を停止したが、ヨルダン国籍者は対象外としている。
今回の流行はバンディブジョ(Bundibugyo)株によるもので、WHO事務局長のテドロス・アダノム・ゲブレイェスス氏が国際的な公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)を宣言している。感染疑い件数は600件超、死者は139人に達しており、WHOはさらに増加すると予測している。このバンディブジョ株には現在承認されたワクチンがなく、致死率は平均約40%とされる。
UAEの国家緊急危機災害管理局(NCEMA)と保健予防省(MoHAP)は「国際基準に基づいた監視・対応体制を継続的に見直しており、医療施設と医療チームは万全の対応準備を整えている」と述べた。現時点でUAEは渡航禁止措置は発表しておらず、WHOも域外でのリスクは低いとしているが、状況は流動的だ。米国務省はDRC・南スーダン・ウガンダへのレベル4(渡航中止勧告)を発令している。 UAE Ministry of Foreign Affairs
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