ドバイ統治者のシェイフ・モハメド・ビン・ラシッド・アル・マクトゥーム(Sheikh Mohammed bin Rashid Al Maktoum)殿下は4月22日、ドバイ史上最大の交通インフラプロジェクトとなる「ドバイ・メトロ・ゴールドライン(Dubai Metro Gold Line)」を正式承認・発表した。総工費AED340億(約1兆4,000億円)、全長42km・完全地下を走る新路線で、2032年9月9日の開業を目指す。

ゴールドラインはブル・ドバイ地区のアル・グバイバ(Al Ghubaiba)を起点に南西方向へ延び、ジュメイラ・ゴルフ・エステーツ(Jumeirah Golf Estates)を終点とする。深さ最大40メートルの地下を走り、15の戦略的エリアに18駅が設置される。既存のレッドライン・グリーンラインの2路線と接続し、エティハド・レール(Etihad Rail)国内鉄道とも統合されることで、ドバイを全国交通ネットワークに接続する。

現在のメトロ網を35%拡張

ゴールドラインの完成によりドバイ・メトロの総延長は現在の120kmから162kmへと35%拡大し、駅数は67から85に増加する。2040年までに1日46万5,000人の乗客に対応する見込みで、年間4,000万回以上の自動車利用を削減する効果も期待されている。特にバージュマン(BurJuman)〜オンパッシブ(ONPASSIVE)間の混雑は23%緩和される見通しだ。 Department of Economic DevelopmentOptimus Properties

RTA(ドバイ道路交通局)のマッタル・アル・タイヤー(Mattar Al Tayer)局長は「ブルーラインより30%速いペースで完成させる」と述べており、2026年内に入札、2027年に契約締結、その後建設開始というスケジュールで進む。最新のトンネル掘削機技術を使用し、日常生活・交通・既存開発への影響を最小限に抑えながら工事を進めるとしている。 IsraEmiratesLink.com

シェイフ・モハメド殿下はSNSで「ドバイを世界最高の居住都市にするための重要プロジェクトは順調に進んでいる」と述べた。

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