2026年に入り、UAEでは入国・居住ビザに関する重要な制度変更が相次いで導入されている。観光ビザの迅速化から不動産投資家向けビザ条件の緩和まで、在住者・訪問者・投資家それぞれに関わるポイントをまとめた。
① 観光ビザが48時間以内に発行―ドバイで新サービス
ドバイへの旅行者は、30日間または60日間のシングルエントリー観光ビザを䠒48時間以内に取得できるようになった。GDRFA(ドバイ外国人在留管理局)が認定する観光オフィスを通じて申請した場合に適用され、必要書類はパスポートのコピーと顏写真のみだ。
② ビザオンアライバル対象国が拡大
連邦身分・市民権・税関・港湾保安局(ICP)は、インドネシア・ベトナム・タイ・フィリピン・ケニア・南アフリカの6カ国国籍者に対し、14日間および情60日間の入国ビザ対象を拡大した。またシンガポール・日本・韓国・オーストラリア・ニュージーランド・カナダの有効な在留資格保有者も対象に加わった。
③ 不動産投資家向け居住ビザ、AED75万の最低条件を撤廃
ドバイ土地局(DLD)は、2年間の不動産投資家向け居住ビザの取得条件を改定し、単独所有者に対する最低物件価格AED75万の要件を撤廃した。共同所有の場合は各共有者の持ち分がAED40万以上であれば申請可能だ。
④ スマート医療ビザを導入へ
GDRFAとドバイ保健局(Dubai Health Authority)が覚書を締結し、医療渡航者向けの「スマート医療ビザ」の開発を発表した。ビザ申請から治療・フォローアップまでをワンストップで提供する統合型サービスを目指している。
⑤ コンゴ・ウガンダ・南スーダン国籍者へのビザ発給を一時停止
エボラウイルスの感染拡大を受け、2026年6月6日よりICPとNCEMA(国家緊急危機災害管理局)はコンゴ民主共和国・ウガンダ・南スーダン国籍者への新規ビザ発給を停止した。停止期間は感染状況により延長される可能性がある。
⑥ ビザ猶予期間が7月9日で終了
地域情勢の混乱による空域閉鎖・フライト欠航で出国できなかった滞在者向けの30日間猶予期間が7月9日に終了した。対象者は正規のビザ取得または出国が必要で、期限後は通常の超過滞在罰金(1日AED50)が適用される。
ドバイへの移住・就労・不動産投資を検討している方、またはご家族・友人をUAEに招待する予定の方は、最新のビザ情報をPortgateまでお気軽にお問い合わせください。
©︎ Khaleej Times / ICP / GDRFA Dubai