ドバイ土地局(Dubai Land Department / DLD)は6月23日、家賃を月払いで支払える「フレキシ・レント(Flexi Rent)」制度を開始したと発表した。ウォスル(Wasl)やデヤール(Deyaar)など12社の不動産会社との協力のもとで試験運用を開始するもので、従来の年払い・小切手払いが主流だったドバイの賃貸市場に大きな変化をもたらす。

テナントは月払い・四半期払い・半年払いから選択でき、12か月にわたる支払いスケジュールを設定することも可能。給与サイクルや他の生活費と支払いを合わせやすくなる。支払い方法はクレジットカード・デビットカード・小切手に対応しており、選択肢が広がった。

たとえば、これまで四半期ごとにAED2万を支払っていた場合、月払いに切り替えると約AED5,000ずつの支払いになり、財務的な負担が軽減される。また特定のケースでは、今年度の家賃値上げを免除することも可能とされ、値上がりが続くドバイの家賃環境のなかでテナントへの追加的な支援となる。

現在の入居者も対象・切り替え可能

すでに年払いや複数小切手の契約を結んでいる入居者も対象で、大家または管理会社に連絡してフレキシ・レント方式への切り替えを申請できる。四半期払いから月払いへ切り替える場合、従来かかっていた手数料は免除される。

参加する不動産会社はウォスル(Wasl Properties)・デヤール(Deyaar Property Management)・ドバイ・ワールド不動産(Dubai World Real Estate)・モダン不動産(Modern Real Estate)・ドバイ・インベストメント不動産(Dubai Investment Real Estate)・SBK不動産・ロッキー不動産(Rocky Real Estate)・SRG不動産・ハーバー不動産(Harbor Real Estate)・ドリブン・プロパティーズ(Driven Properties)・アル・ショワイブ不動産(Al Showaib Real Estate)の11社。DLDは今後さらに参加企業を拡大する予定で、来月以内にも住宅の手ごろさを支援する追加イニシアチブを発表するとしている。

©︎ The National / Khaleej Times / Gulf News / Time Out Dubai