イランによるミサイル・ドローン攻撃が続くなか、アブダビでは結婚件数が増加している。アブダビ民事家庭裁判所によると、イランの攻撃が始まった2月28日以降、1日あたりの婚姻件数は最大70組に達しており、2026年に入ってからの累計婚姻数はすでに4,300組を超えた。

同裁判所のアブドゥルハフィズ・ザイダン判事は、UAE全土だけでなく海外からカップルが訪れていると説明。観光ビザで来UAE後に結婚式を挙げ、そのまま帰国するケースもあるという。攻撃開始前は1日あたり60〜65組だった件数が、現在は70組近くに増加した。

UAE在住歴29年の英国人カップル、スチュアート・ラファティさん(32)とレイ・チェイスさん(31)は、親族をUAEに呼んで予定どおり式を挙げた。「UAEが困難な時代を乗り越え、発展してきたのを見てきた。政府を信頼している」とラファティさんは語った。トルコ人のエムレ・イェジエさんは「爆撃よりも雨のほうが心配だった」と冗談交じりに話した。

アブダビ民事家庭裁判所はシェイフ・マンスール・ビン・ザーイド副大統領の指示のもと設立された、外国人在住者向けの民事法的枠組みを持つ婚姻機関で、手続きの迅速さが評判を呼んでいる。

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