UAEで不安定な天候続く─ドバイ警察が外出自粛を呼びかけ、在宅勤務や安全対策が広がる

UAE各地で不安定な天候が続き、ドバイおよび周辺地域では住民や企業が安全確保に向けた対応を強めています。ドバイ警察や関係省庁は、不要不急の外出を控えるよう呼びかけています。

UAEでは12月18日から19日にかけて、大雨や強風、ひょうを伴う不安定な天候が続く見通しです。ドバイやアブダビを含む各地で降雨が観測されており、東部地域では早朝から激しい雨や、増水したワジ(涸れ川)が確認されました。

こうした状況を受け、ドバイ警察は住民に対し、「どうしても外出が必要な場合」を除き、金曜日正午まで屋内にとどまるよう、携帯電話の警報を通じて注意喚起を行いました。一部地域では道路の冠水も発生しており、通勤や移動時間を調整し、在宅勤務を選択する人が増えています。

こうした状況を受け、Careemをはじめとする一部のデリバリーサービスでは、配達員の安全確保を目的に、サービスを一時的に中断する動きも出ています。生活関連サービスにも影響が広がる中、住民には最新の運行・提供状況を確認するよう呼びかけられています。

また、人的資源・首長国化省(MOHRE)は声明で、特に屋外で働く労働者の健康と安全を最優先とするよう強調しました。悪天候下で業務の継続が困難な場合には、柔軟な対応を取るよう企業に求めています。地域によっては、住民が自主的に動物の保護などに取り組む姿も見られています。

国立気象センター(NCM)によると、今回の気象システムは数段階に分かれて進行し、雨や強風を伴いながら金曜日まで続く見込みです。昨年4月に記録的な豪雨により大きな被害が発生した経験も踏まえ、引き続き最新情報に注意し、安全確保に努めることが重要とされています。

©︎Gulf News

\ この記事を書いた人 /

ジェボンズ・華
ロンドン生まれ、福岡育ちの日英バイリンガル。国際大学・APUで学び、卒業後は在クロアチア日本大使館に勤務。その後、日本テレビロンドン支局で報道プロデューサーとして国際ニュースの取材・制作に携わる。2024年よりドバイに拠点を移し、メディア制作および生活・移住支援サービスを提供している。

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