ドバイの道路交通局(RTA)は、スマートフォンの配車アプリ経由で予約するタクシー料金を改定し、ピーク時間帯・非ピーク時間帯・深夜帯に応じた新しい料金体系の導入をに発表しました。これにより、Careem(Hala)、Bolt、Zedなどの提携アプリを通じたタクシー利用料金が時間帯別に変動する「ダイナミックプライシング」制度へ移行します。
ドバイRTA(道路交通局)は、都市交通の効率化とタクシー供給の安定化を目的として、スマートアプリ経由でのタクシー予約に新しい運賃体系を導入しました。これまで固定だった予約手数料を時間帯別に変動させることで、需要の高い時間帯にドライバーの稼働を促し、混雑緩和と利便性向上を図ります。
新制度では、アプリ予約の最低運賃が従来の12ディルハムから13ディルハムへ引き上げられました。
予約手数料はオフピーク時:4ディルハムからピーク時:7.50ディルハムの範囲で変動し、固定料金制度は廃止されます。旗(初乗り)料金は昼間5.00ディルハム、夜間5.50ディルハムとこれまで通りです。
ピーク時間帯は、月曜〜木曜の午前8時〜10時および午後4時〜8時、金曜日は午後4時から深夜0時までと定められています。オフピークはそれ以外の時間帯、夜間は午後10時〜翌午前6時となります。これにより、需要が高まる時間帯には運賃がやや上昇し、空きやすい時間帯ではお得に利用できる仕組みとなっています。
なお、路上で直接タクシーを拾う場合の料金(ストリートハイル)は変更ありません。昼間の初乗り5.00ディルハム、夜間5.50ディルハム、1キロあたりの料金は約2.14〜2.26ディルハムで、最低運賃は12ディルハムが維持されます。
また、ドバイ国際空港発のタクシーは初乗り25ディルハム、主要イベント会場(エキスポシティ、グローバルビレッジなど)では交通状況に応じた特別料金(20〜25ディルハム)が適用されます。サリック通行料(有料道路)は1ゲートあたり4ディルハム、待機時間は1分ごとに0.50ディルハムが加算されます。
RTAは今回の改定について、「透明性の高い料金体系を通じ、より公平で効率的なタクシー運行を実現する」とコメント。ドバイの交通システムは今後もデジタル技術を活用し、都市の成長に合わせたサービス改善を継続していく方針です。

