「ドバイ移住前のイメージ」と「実際に住んでみたあとのギャップ」は?正直レビューを書いてみた

日本で「ドバイ」と聞いて、多くの人が思い浮かべるのは次のようなイメージではないでしょうか。

  • 超高層ビルと豪華な景観
  • 富裕層が集まるお金持ちの国
  • 物価がとても高く、生活費がかかりそう
  • 英語が完璧でないと生活できない
  • イスラム圏で生活ルールが厳しそう
  • 華やかで非日常的なイメージ

実際、移住前のご相談でも「ドバイって普通に暮らせる場所なんですか?という質問は聞かれることがあります。また実際に住んでいても、日本にいる友人などからも聞かれます。

SNSでは、高級ホテルやレストランなどラグジュアリーな生活が目立つため、ドバイ=キラキラした人が住む街」という印象を持つのも無理はありません。実際に富裕層も多く、華やかな生活をしている方もたくさんいます。

しかしドバイで生活を始めると、そのイメージは良い意味でも悪い意味でも大きく変わっていきます。そこで、この記事では筆者をはじめ、実際に住む方の感想をまとめてみました。ドバイという場所を拠点にする判断材料としてもぜひご活用ください。

\ この記事を書いた人 /

AYA
元エミレーツ航空CA。大学卒業後、PCサプライメーカーの営業職に就職。その後オーストラリアへワーホリ、フィリピン英語留学を経てエミレーツ航空CAへと転職。ドバイを拠点に世界中を飛び回る生活を7年、訪れた国は80カ国以上。現在は、生活情報の発信などを行っている。

目次

実際に住んでみて感じた「良い意味でのギャップ」

想像以上に「普通の生活」ができる

まず多くの日本の方が移住して驚くのが、ドバイは想像以上に生活感のある街だという点です。高級エリアのイメージが強い一方で、実際には、

  • 家族向けの住宅街
  • 手頃な価格のスーパーマーケット
  • 公園や遊歩道
  • 学校やクリニックが徒歩圏内

といった、ごく普通の生活インフラがしっかり整っています。例えば、現地でお仕事されている方であれば「仕事 → スーパーで買い物 → 家で自炊」という、日本とほぼ変わらない日常を送っている人も多いです。

想像以上に治安が良い

日本から離れ、また文化的にも馴染みが少ないことから「中東=治安が不安」という先入観を持つ方もいますが、実際に住んでみると、治安の良さに驚く人が非常に多いです。

  • 夜でも比較的安心して外出できる
  • スリや置き引きが少ない
  • 女性一人での移動も珍しくない

もちろん最低限の注意は必要ですが、「日本より安心に感じる」という声も少なくありません。さまざまな機関が出す「世界の安全な街ランキング」に日本の都市(東京や大阪)より上位にランク付けされています。

街中にはゴミもなく、ショッピングモールや駅など公共の場はお手洗いなども含め清潔に保たれています。

英語が完璧でなくても生活できる

移住前によくある質問の1つが「英語が苦手でも大丈夫?」という点です。結論から言うと、完璧な英語力は必要ありません。ドバイは多国籍都市のため、

  • 英語が第二言語の人が多数
  • 簡単な英語でも通じやすい
  • ジェスチャーや翻訳アプリが普通に使われる

「英語が苦手=生活できない」ということはなく、住みながら少しずつ慣れていく人がほとんどです。

住んでから気づく「悪い意味でのギャップ」

夏の暑さは過酷

良い面ばかりではありません。多くの方が口を揃えて言うのが、夏の暑さです。

  • 夏(6〜9月)は40℃超えが当たり前
  • 湿度も高く、外に出るのがつらい
  • 「外を歩く」という選択肢がほぼなくなる

結果として、夏は車移動+屋内生活中心になります。この点は「慣れる」というより、受け入れて生活スタイルを変える必要がある部分です。

ただ総じて日本と比較してみると、どちらが良いというよりはご自身の好み相性もあるかもしれません。日本は地域差がありますが雪での生活梅雨など、その点が苦になる方も居ます。ドバイは基本的には一定の気候、冬はとても過ごしやすい、雨がほぼ降らないなど、夏の数ヶ月の過ごし方さえ工夫できればドバイの方が合う方もいらっしゃると思います。

人の入れ替わりが多い

ドバイでは、国籍を問わず多くの人が仕事やビジネスを目的とした「一時的な滞在者」として生活しています。転勤拠点変更ライフステージの変化をきっかけに、母国へ帰国したり他国へ移ったりすることは珍しくありません。

そのため、仲良くなった友人や知人とも、気づけばお別れの時を迎えることがあります。ドバイで人間関係を広げたい場合は、自分からコミュニティに参加していく姿勢が必要ですが、せっかく築いた関係でも見送りの場面が訪れるのは、ドバイではよくあることです。

これは大人にとっても寂しいものですが、お子さまがいる家庭では、クラスメイトの入れ替わりなどを通して同様の経験をすることもあります。

ただし、別れが多い一方で、新しい出会いが次々と生まれるのもドバイの特徴です。国や文化の異なるさまざまな人と出会える環境は、ドバイ生活ならではの大きな魅力と言えるでしょう。

何でも「自己責任」な社会

日本では当たり前だった「誰かが教えてくれる」「察してくれる」文化はドバイに限らず、海外にはありません。

  • 契約は細部まで自分で確認
  • トラブルは自分で主張
  • はっきり言わないと伝わらない

日本のように常に効率や要領を考えて行動する、時間に厳格に、ということがないので最初は大変かもしれませんが、慣れると生きやすいと感じる人も多いです。

ギャップを理解した上でドバイ移住を成功させるには

「じゃあ、ドバイ移住はやめたほうがいい?」

そう思ってしまうのも無理はありませんが、大切なのは、理想だけで移住を決めないことです。移住後うまくやっていく人の共通点として、

  • 良い面・悪い面の両方を理解している
  • 日本と比べすぎない
  • 環境に合わせて柔軟に考えられる

といった点だと思います。実は、長く住んでいる日本人ほど「ドバイは住めば住むほど快適」と感じている傾向があります。もちろんそういった方も含めて、誰でもはじめのころは住みにくく感じたり、不便さやストレスを感じることも多いと思います。しかしそれはドバイに限らず新たな土地に住むと同様です。その点ドバイは、UAEやドバイ自体の進化のスピードが速いので、より便利になったり、より住みやすく工夫されることも多く快適に感じていくのかもしれません。

さいごに

ドバイ移住で後悔する方の多くは、イメージだけで判断してしまった人です。一方で、現実を理解した上で移住した人や、ギャップを楽しめる人は、ドバイ生活を長く楽しんでおられます。

この記事が、ドバイ移住や海外生活を考えるきっかけになれば幸いです。ドバイ生活での不安や気になること、ご質問などあればいつでも下記よりお問い合わせください。

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