ドバイに住み始めると、必ずぶつかるのが 「車どうする問題」 です。ドバイへの移住や長期滞在を考えている方にとって、また移動が多い方や家族連れ、暑さが苦手な方、現在も車のある生活をされている方にとっては車は必需品かもしれません。
- とりあえずレンタカーで様子を見る?
- ドバイの新車/中古車ってどうなの?
- 価格や維持、購入方法は?
さまざまな疑問が出てきます。本記事では、ドバイで日本人向けに車の購入サポートをするカミカゼトレーディングの井上さんとの動画をもとに、ドバイの自動車事情、リスクやメリットにも触れ賢い購入方法を徹底解説します。
ドバイ中古車のリアルなリスク
レンタカー vs 購入、どちらが経済的か
初心者が失敗しない車の選び方
実際の購入の流れ・注意点
など動画ではさらに具体的に語られていますので、気になる方はあわせてご覧ください。
ドバイの中古車市場、実は危ない!?
横行する3つの深刻な問題
ドバイの中古車市場では、次のような問題が実は日常的に発生しています。
1. 盗難車の流入 大きな声で言えませんが、日本で盗まれた車がドバイに流れ込んでいると言う実情があります。ドバイは自動車貿易の中継地点として機能しているため、盗難車が持ち込まれやすい構造になっているのです。

2. メーター巻き戻し 走行距離の改ざんは珍しくありません。実際の走行距離よりも少なく見せかけることで、車の価値を不当に高く見せる手口です。
3. 事故歴・損傷の隠蔽 事故歴や車体の骨組み(車橋)の損傷を正直に申告しないケースもあります。さらに、2023年や2024年に発生した水害により、水没車をつかまされるリスクも増加。電気系統のトラブルや内部の錆が後々表面化する恐れがあります。

ではレンタカーでいいのでは?
こうしたリスクを避けるため、レンタカーの利用を考える方もいるでしょう。確かにリスク回避という点では正しい選択ですが、レンタカーは資産にならず、かけ捨てのコストになってしまいます。
一方、購入であれば後述する高い残価率により、売却時に資金が戻ってくるため、経済的な観点からは購入が断然有利なのです。ドバイで車を購入することは、毎日使える資産に投資するようなものかもしれません。
ドバイの自動車市場、知られざる3つの特徴
1新車価格は日本より高額
ドバイの新車価格は日本よりも高い傾向にあります。
価格比較の一例
ランドクルーザーPRADO:日本で約700万円 → ドバイで約900万円
価格が高い理由の一つは、暑い国に対応した特別な耐久性を持つ「GCCスペック」が要求される点です。高温環境下でも安定して動作するよう、通常よりも高い基準で製造されています。
ちなみに、熱対策のため白または明るい色の車が最も人気です。黒い車は日光を吸収して熱を持つため、冷房を強く稼働させる必要があり、燃費が悪化してしまうからです。
2驚異的に高い残価率(リセールバリュー)
実はドバイのリセールバリューは世界トップクラスなのです。
地域別の残価率比較(3年後)の例

ドバイ:平均70%
アジア:約60%
ヨーロッパ:約50%
つまり、900万円で購入した車を3年後に売却しても、約630万円が戻ってくる計算です。これは実質的な負担が270万円、年間わずか90万円で新車に乗れることを意味します。
残価率が高い背景には、ドバイは人の出入りが激しく、常に中古車を欲しがっている方がいるので需要があり価値が下がりにくいのです。不動産や賃料と同様、車の価値も上昇し続けているのです。
では、高いリセールバリューを活かすには?
答えはシンプル。壊れにくい車を買うことです。また信頼性や維持費の安さを考慮すると、日本車が人気になってきます。そういった車を選ぶことが、資産価値を守る鉄則ですよね。
3日本車が圧倒的人気
ドバイでは日本車が非常に人気で、中でもトヨタが圧倒的なシェアを持っています。日本とは少し違った人気の理由があるので日本人からすると、それが人気なの?と言う車種も人気車種に上がることもあります。
ドバイでの人気車種トップ3
- ランドクルーザー(ノーマルモデル) – 圧倒的人気
- ランドクルーザープラド – 小ぶりで扱いやすい
- 日産パトロール – 現地の人々に大人気
日産パトロールは「ただ大きいから」という理由で好まれ、日本の技術により頑丈で壊れにくく、ラグジュアリーな仕様も人気の理由です。
ドバイでは車が「肩書き」や「名刺代わり」としての意味合いを持つこともあり、大きいもの・世界一・派手なものが好きという国民性から、大型車が特に好まれる傾向にあります。
EV車はどうなの?
EVは慎重に検討すべき
テスラのような電気自動車も日本同様普及していますが、次のような理由から慎重に検討した方が良さそうです。
◼︎リセールが未知数
EVはまだ新しい産業であり、リセール実績データが不足しているため、10年後にどうなるか「わからない」のが現状の評価です。
◼︎価格の乱高下
テスラなどの新車価格は乱高下しており、高性能で安価な中国製EV(BYDなど)の市場流入により、中古EVを買う理由が希薄化し、中古価格が「ガクガクっと落ちちゃう」リスクがあります。
◼︎車の「家電化」
EVはエンジンではなくバッテリー駆動であり、技術の積み重ねによって価値を保つ従来の車と異なり、「家電」として扱われる傾向があります。家電は新しいモデルほど価値が高く、古いモデルの価値は下がりやすいです。
◼︎ガソリン価格
ドバイではハイオクガソリンが現在100円弱/ℓと非常に安価であるため、ガソリン車でも十分な経済的恩恵が得られます。
ただし、ドバイでは充電ステーションが既に750か所あり、2026年までに1,100か所に増やす計画があるなど、インフラ整備は進んでいます。EVは自動運転などの「便利さ」という点では優れていますが、お金(リセール)の観点ではガソリン車が有利ではないかと考えられています。
その点、日本車が圧倒的に有利な理由として先述したように、
壊れにくいため修理費用や維持費が安い
リセールバリューが安定している
高温環境での耐久性が実証済み
が挙げられるので、ドバイで車を購入するなら日本車をはじめ上記のポイントを抑えるものが良いと言えます。
プロによる購入サポートとそのプロセス
ドバイの自動車市場で安全に車を購入するため、専門家のサポートを受けるという選択肢があります。ここでは動画内で解説をしてくださっているカミカゼトレーディングさんのサービスをご紹介します。
サービスの流れ
予算だけでなく、ライフスタイルやニーズ(駐車場のサイズなど)を詳しくヒアリング。
リセールが良く、運転しやすい車を前提に、複数の候補車をピックアップ。
中古車マーケットに同行し、現地の状況や車のサイズ感を実際に体感。
エンジン、電気系統、バッテリー、ショックアブゾーバーなど、専門知識を持つプロが徹底チェック。
車両決定後、専門家が交渉をスタート。
完全成功報酬制という安心システム
完全成功報酬制を採用しており、価格交渉で値引きできた金額の半分を手数料として受け取る仕組みです。
どのように価格交渉するの?
- 多数の顧客を持つことによるボリュームディスカウント
- プロの視点から発見したボディの傷やダメージを指摘して値引き
など、専門家ならではの方法で交渉してくださいます。
購入後の手続きもスムーズ
納車スピード: 支払い完了後、最短で当日または翌日に納車可能。
保険: ドバイで安価で有名な保険会社を紹介し、見積もり取得をサポート(手数料は一切なし)。
名義変更と車検: 名義変更手続きを代行。RTA(陸運局に相当)への費用は必要ですが、代行手数料は不要。名義変更時に必須の車検も、その日のうちに実施可能です。
支払い方法は?
支払いは証拠が残る銀行振込が強く推奨されています。現金での支払いは、後にトラブルになった際に証明できないリスクがあるため避けるべきです。
またドバイにもカーローンは存在しますが、金利が非常に高い(最低でも6〜7%)ことや、会社経営者や移住したばかりの人は信用力が低く借りにくいです。そのため、一括での購入が最も賢明とされています。
まとめ
ドバイで車を購入する際のポイントとしては、
リスクを理解する
盗難車、メーター改ざん、事故歴隠蔽など、日本では考えられないリスクが存在。
資産として考えてみる
残価率70%という高い水準を活かせば、実質的な負担は大幅に軽減。
日本車を選ぶ
特にトヨタ・レクサスは信頼性とリセールバリューの両面で優秀。
プロのサポートを活用
知識のない状態での個人購入は危険。専門家の検査と交渉サポートが安心。
一括購入を目指す
高金利のローンは避け、可能な限り一括購入を。
ドバイでの車購入は、適切な知識とサポートがあれば、日本よりも賢い資産運用になり得ます。リスクを正しく理解し、信頼できる専門家のサポートを受けることで、安全かつ経済的に車を手に入れることができるでしょう。
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