まずはじめに、現在のドバイを含むUAEの情勢は依然として流動的な状況が続いています。UAEに滞在されている皆さまにおかれましては、最新の情報を確認しながら、安全の確保を最優先に行動されるようお願いいたします。

現在もドバイに滞在されている方、一時的に退避された方、そしてご家族やご友人、お知り合いがドバイにいらっしゃる方など、多くの方がいつもとは違う状況の中で、心休まらない日々を過ごされているのではないでしょうか。ドバイにいらっしゃる方にとっては何をどう気をつけるのか、というのが正直なところかもしれませんが、「ドバイに居る方を心配する声」は日本にもたくさんあります。どうか皆様ができるだけ心身の負担が少ない環境で過ごされることを願っております。

このような状況の中で、ドバイや中東情勢に関する新しい情報は日々更新されています。しかし、SNSなどで拡散される編集された動画や断片的な情報だけでは、正確な状況を把握することが難しい場合もあります。そのため、できるだけ政府発表や現地ニュースなどの「一次情報」を確認することが大切です。

とはいえ、英語で発信されるニュースや政府発表を読むことに抵抗がある方も少なくありません。特に中東情勢に関するニュースでは、日常会話ではあまり使われない軍事・外交の専門用語が多く登場します。

そこでこの記事では、ドバイ当局の発表や海外ニュースでよく使われる英単語をまとめてご紹介します。あわせて、英語が苦手な方でもニュースの内容を理解しやすくするための、簡単な読み方のコツも解説しています。

ぜひ最後までご覧いただき、日々の情報収集の参考にしていただければ幸いです。

AYA 元エミレーツ航空CA。大学卒業後、PCサプライメーカーの営業職に就職。その後オーストラリアへワーホリ、フィリピン英語留学を経てエミレーツ航空CAへと転職。ドバイを拠点に世界中を飛び回る生活を7年、訪れた国は80カ国以上。現在は、生活情報の発信などを行っている。

中東情勢ニュースでよく出る軍事英単語

conflict(コンフリクト) 意味:紛争 国家間や武装勢力の衝突を指す言葉です。ニュースでは「war(戦争)」よりも広い意味で使われることが多く、中東情勢の報道でも頻繁に登場します。

ceasefire(シースファイヤー) 意味:停戦(直訳:鎮火) 戦闘を一時的または恒久的に停止することです。

strike(ストライク) 意味:攻撃、攻撃する ニュースでは軍事攻撃の意味で使われます。 例:military strike(軍事攻撃)

airstrike(エアーストライク) 意味:空爆

missile(ミッスルと聞こえます) 意味:ミサイル 例:ballistic missile(弾道ミサイル)

drone(ドローン:ロが聞こえにくいです) 意味:無人機・ドローン

retaliation(リタリエーション) 意味:報復

militia(ミリシャ) 意味:民兵組織(政府軍ではない武装組織を指します)

casualties(カジュアルティース) 意味:死傷者 ニュースでは「死者・負傷者」をまとめて表す言葉です。

evacuation / shelter(エバキュエーション/シェルター) 意味:緊急・退避 / 避難所

nuclear program(ヌークリアープログラム) 意味:核開発計画

sanctions(サンクションズ) 意味:経済制裁

proxy(プロキシー) 意味:代理勢力 中東ニュースでは「proxy war(代理戦争)」という言葉もよく使われ、直接戦争をするのではなく、別の武装組織などを通じて戦う構図を指します。

UAE政府発表やニュースでよく出る英単語

authority(オーソリティ) 意味:当局・政府機関 The authority announced… で「当局は・・・と発表した」という形でよく使われます。

advisory(アドバイザリー) 意味:注意喚起

precaution(プレコーション) 意味:予防措置

security measures(セキュリティメジャー) 意味:安全対策

protection measures(プロテクションメジャー) 意味:保護措置

temporary closure(テンポラリークロージャー) 意味:一時閉鎖

escalation(エスカレーション) 意味:緊張の激化

de-escalation(ディエスカレーション) 意味:緊張緩和

repatriation flight(レパトリエーションフライト) 意味:自国へ帰国させるためのフライト

policy(ポリシー) 意味:政策

directive(ダイレクティブ) 意味:指令・通達

英語が苦手でもニュースを理解する読み方のコツ

ニュース記事には、同じ専門用語が繰り返し使われるという特徴があります。つまり、頻出単語をいくつか覚えるだけでも理解度が大きく上がるのです。ここでは英語ニュースを読むコツを紹介します。

見出しを中心に読む

ニュースの見出しには、最も重要な情報が凝縮されています。まずは見出しを読む習慣をつけるだけでも、情勢を把握しやすくなります。

知っている単語を拾う

すべてを翻訳する必要はありません。知っている単語を拾うだけでもニュースの概要を理解することができます。

例えば、次のニュース見出しを見てみましょう。

Iran launches missile strike in retaliation amid rising regional tensions.

もし次の単語を知っていれば、

  • missile(ミサイル)

  • strike(攻撃)

  • retaliation(報復)

  • tensions(緊張)

全文翻訳しなくても、「イランが報復ミサイル攻撃」関連のニュースだとなんとなく理解できます。

ニュース英語はこのように、キーワードを押さえることで理解しやすくなるのが特徴です。

情報ソース

中東ニュース媒体

さいごに

ドバイで生活する方にとって、中東情勢のニュースを理解することは決して無関係ではありません。航空、経済、安全情報など、生活に影響する情報が含まれていることもあります。

英語ニュースは難しく感じるかもしれませんが、頻出する英単語を少しずつ覚えることで理解しやすくなります。今回紹介した単語を覚えておくだけでも、ニュースの見出しを読む際の理解度は大きく向上するでしょう。

ドバイで安心して生活するためにも、ぜひ信頼できるニュースから一次情報を確認する習慣を身につけてみてくださいね。

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