現地メディアWAMによると、UAEの不動産市場が3月も勢いを持続し、大型開発プロジェクトの相次ぐ発表と高額取引の成立が各首長国で報告された。ドバイでは不動産最大手エマール・プロパティーズ(Emaar Properties)が新プロジェクトを発表したほか、単一物件で4億2,200万AED(約170億円)という高級住宅取引も成立。アブダビやシャルジャでも需要が拡大しており、UAE全土で不動産市場の活況が続いている。
ドバイ:エマールが「ゴルフ・バレー」を発表、超高層ビル構想も浮上
ドバイでは、エマール・プロパティーズが新プロジェクト「ゴルフ・バレー(Golf Valley)」を発表した。また、バルシャ・ハイツ(Barsha Heights)では5億AED(約200億円)規模の商業タワー計画が進んでおり、都市機能の強化が引き続き推進されている。さらに、600メートルを超える超高層ビルの構想も浮上しており、ドバイの都市開発は新たな高みを目指している。
高級住宅市場でも、4億2,200万AED(約170億円)という大型取引が成立し、富裕層を中心とした旺盛な需要が改めて浮き彫りとなった。
アブダビ・シャルジャでも堅調な動き
アブダビでは、不動産大手アルダー(Aldar)がサディヤット島(Saadiyat Island)にて高級住宅の開発を進めており、各種資産クラスでの販売が順調に推移している。
シャルジャでは取引額が大幅に増加し、エミレーツ全体で不動産需要の裾野が広がりを見せている。投資家層の多様化とともに、首都圏以外のエリアへの関心も高まっている。
UAE不動産市場の広がり
今回の動向は、ドバイ一極集中から複数首長国への需要分散という近年の傾向を裏づけるものだ。エマールをはじめとする大手デベロッパーの積極的な新規開発姿勢が市場全体の活性化を牽引しており、在住者・投資家双方にとって注目すべき局面が続いている。
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