ドバイ初の公共女性専用ビーチを含む「アル・マムザール・コルニッシュ開発プロジェクト(Al Mamzar Corniche Development Project)」が完成に近づいている。ドバイ市は、進捗率が88%に達したと発表。夜間の遊泳にも対応した設備を整えた、新たな海岸レジャーの拠点として整備が進む。
女性専用ビーチエリアは周囲をフェンスで完全に囲い、プライバシーを確保した設計となっている。夜間遊泳への対応も含め、国際基準に沿った安全性・快適性を重視した施設内容だという。
女性専用エリアにとどまらず、プロジェクト全体は複合的な海岸レジャー施設として整備される。ウォーキング・ジョギング・サイクリングに対応した連続トラック、飲食施設、子ども向け遊具エリア、フィットネスゾーン、屋根付きスケートパーク、イベントスペースなどが設けられ、昼から夜まで通して利用できる設計となっている。
気候変動への備えも
プロジェクトの設計には気候変動への対応も組み込まれており、海岸線の保護強化と海面上昇への備えとしてビーチの地盤を嵩上げ。環境調査に基づき50万立方メートル以上の砂が投入され、長期的な海岸線の安定性が確保されるという。
ドバイ市のマルワン・アフマド・ビン・ガリータ(Marwan Ahmed bin Ghalita)局長は「アル・マムザール・コルニッシュ開発は、建築的な卓越性・環境保全・気候適応性を兼ね備えた次世代型の統合海岸施設を実現するものだ」と述べた。
本プロジェクトはドバイ2040都市マスタープラン(Dubai 2040 Urban Master Plan)および公共ビーチマスタープラン(Public Beaches Master Plan)の一環で、ドバイ全体の公共ビーチの総延長を400%増加させることを目指している。
©︎ Gulf News / Dubai Media Office