ドバイの金価格が市場開始直後に大幅上昇し、3日連続で史上最高値を更新しました。地政学的リスクや関税戦争への懸念を背景に、24K金は1グラムDh600に迫っています。
ドバイの金市場では、水曜日の取引開始とともに金価格が1グラムあたりDh15以上急騰し、記録的な高値を付けました。24K金価格は前日比Dh15.75高のDh586.25で始まり、22KはDh542.75、21KはDh520.5、18KはDh446.25、14KはDh348.0まで上昇しています。
この背景には、地政学的な緊張の高まりや関税戦争への懸念があり、安全資産としての金への需要が一段と強まっています。市場関係者の一部は、この勢いが続けば、ドバイの金価格が近く1グラムDh600に到達する可能性があると予測しています。また、国際市場では金価格が初めて1オンス4,800ドルを突破し、UAE時間午前9時15分時点で4,869.7ドルと、前日比2.28%高で取引されました。
サクソバンクのコモディティ戦略責任者であるオーレ・ハンセン氏は、米国と欧州連合によるグリーンランドを巡る対立が、金と銀の需要を刺激する新たな要因になったと指摘しています。同氏は「この貴金属の上昇相場は今回の対立以前から続いており、マクロ経済および地政学的環境の悪化が、金融資産に依存する投資家の不安を高めている」と述べています。
さらに、米ドルや円、米国債といった従来の安全資産が十分な防波堤となっていないことも、金価格上昇を後押ししており、今後も金市場の動向が注目されます。
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