
AYA
元エミレーツ航空CA。大学卒業後、PCサプライメーカーの営業職に就職。その後オーストラリアへワーホリ、フィリピン英語留学を経てエミレーツ航空CAへと転職。ドバイを拠点に世界中を飛び回る生活を7年、訪れた国は80カ国以上。現在は、生活情報の発信などを行っている。
ドバイでの生活を始めるうえで知っておきたいのが、日々の食材や生活用品を揃える「スーパー選び」です。多国籍な人々が集まるこの都市には、実に多様なスーパーが存在し「世界各国の食材が集まる」といっても過言ではありません。高級志向の欧米系スーパーから、ローカル価格が魅力の中堅チェーン、日本やアジア食材を扱う専門店まで選択肢は豊富です。さらにどこのスーパーもオンライン購入・宅配サービス可能で、スマホひとつで食品や日用品が届く便利な時代になっています。
本記事では、ドバイで生活する日本の方に向けて、特徴や価格帯で分類し目的別に最適なスーパーがわかるよう解説いたします。これからドバイに移住予定の方も、すでに住んでいる方も、日常をより快適にするための参考としてぜひご活用ください。
大きく5つのタイプ
| スーパーの種類 | 特徴 | 価格帯 | 国資本/発祥 |
|---|---|---|---|
| 大手スーパー | 品揃え豊富、衣類や家電も | 中〜高 | UAE・イギリス・フランスなど |
| 中堅スーパー | 食品中心、生活感あり | 安〜中 | UAE・地域密着 |
| マート系 | 小型店、住宅街や住宅ビル内に多い | 安 | 地元・インド系資本 |
| 日系スーパー | 日本人向け、日本食材充実 | 高 | 日本 |
| アジア系スーパー | 韓国・中国などの食材 | 中〜高 | 韓国、中国、フィリピンなど |
大手スーパーマーケット
生活に必要なものは何でも揃います。
WAITROSE(ウェイトローズ)

イギリス発の高級スーパーで、輸入食材やオーガニック食品が充実。日本製しょうゆやみそなども扱いあり。
- 価格帯:高
- 場所:ドバイモール内、他数店舗
Spinneys(スピニーズ)

南アフリカ発、UAEに多数展開。欧米ブランドの商品が多く、高品質な生鮮食品やオーガニック食品を扱う。
- 価格帯:中〜高
- 場所:ドバイモール内、他多数店舗
Carrefour(カルフール)

フランス発の大型スーパーで、ドバイ最大級のスーパー網。家電、衣料、生活用品まで一通り揃う。生鮮食品も安定した品質。
- 価格帯:中
- 場所:モールオブエミレーツ内、他多数店舗
中堅・マート系スーパー
地元感があり価格も手頃
Union Coop(ユニオン・コープ)

地元の協同組合系スーパーで、価格が比較的安く、ローカル食材も多い。
- 価格帯:安〜中
- 場所:ドバイ内多数店舗
Grandiose(グランディオーズ)

オーガニック・ヘルシー食品を多く扱うプレミアム系スーパー。
- 価格帯:中
- 場所:ドバイ内数店舗
Lulu Hypermarket(ルル・ハイパーマーケット)

UAE発のスーパーで、品揃えが豊富でインド系・中華系食品も充実
- 価格帯:安〜中
- 場所:ドバイ内多数店舗
Chiothrams(チョイトラムズ)

GCC諸国、ヨーロッパ、北米、アフリカで展開するスーパー。
- 価格帯:中
- 場所:ドバイ内多数店舗
VIVA(ビバ)

ドバイ発のディスカウントスーパーで、低価格のプライベートブランド商品が充実。格安で有名。ロシア系商品などを輸入し低価格を実現、
- 価格帯:安
- 場所:ドバイ内数店舗
ZOOM(ズーム)

ドバイのコンビニ的立ち位置で、24時間営業があったり、駅内、住宅エリア、レジデンス内にもあるミニマート。
- 価格帯:安〜中
- 場所:ドバイ内多数店舗
日系・アジア系スーパー
日系
サミット Summit(オンラインのみ)
日本食材はもちろんのこと、国産スライス肉、ウインナー、ベーコンなど、さまざまな豚肉製品も揃っています。日本よりは少し高めですが、他の日系スーパーに比べるとお得。定期的にセールやお買い得商品もある。
フジヤ DEANS FUJIYA(ドバイ空港近く、オンラインあり)
豊富な品揃えで、日本食材だけでなく食器や調理器具も取り扱っているため、非日本人にも人気。日本のお菓子やアイス、インスタント食品、調味料、冷凍食品など。日本でお馴染みのメーカーが多い印象。※豚肉・生鮮食品取り扱いはなし。
グルメ屋(DIFC近く、オンラインあり)
日本食レストラン「弁当屋」の系列店。他の日系スーパーでは買えない手作りのお惣菜、質の高い刺身用の魚介、国産牛などもある。生鮮食品や調味料の品揃えも充実。他の日系スーパーに比べて値段はやや高め。
韓国系
1004 Gourmet
韓国食材はもちろん、日本の野菜や果物、調味料、お菓子もある。ドバイに住む多くの日本人は、ここで豚バラや牛の薄切り肉を手に入れたことがあるのでは。焼肉やBBQ、すき焼きやお鍋のスライス肉や牛タンなど品揃えも豊富。韓国コスメや日用品のコーナーもあり、また併設カフェではキンパやビビンバも。
中国系
We mart
ドバイで最大中国系スーパー。白菜、長ネギ、もやし、大根、しいたけなど、和食に欠かせないアジア系野菜が豊富。そして他のスーパーよりもお手頃価格。豚角煮用のブロックや豚ミンチなど豚肉もあり。また欧米には少ないふわふわ系のパンやスイーツ(大福なども)、タピオカミルクティーなどがあり日本人に合うものが多い。
目的別!これを買う時はココ
「どこで何を買う?」スーパー選びのコツをご紹介いたします。
⬛︎日本の調味料は?
味噌・醤油・だし・みりん風調味料など、基本の日本製 → fujiya、Summit、グルメ屋、1004
メーカーにこだわりなければ、CarrefourやWaitroseでも購入可能
⬛︎普段の買い物は?
生鮮食品や乳製品など →Carrefour、Spinneys(ブランドにこだわらなければ品質は十分)
コスパ良 →Union Coop、Lulu(消耗品の大量買いなどにも)
⬛︎日本食メニューを作りたい時は?
日系スーパーで揃えられるのですが、オススメはCarrefourやWemart(中国スーパー)で野菜を揃え、1004などでお肉を揃えると普段から日本食を楽しめるほどコストダウンもでき、自炊レベルが上がると思います。
Wemartで買えるもの:
生鮮各種(白菜・白ネギ・生姜・かいわれ・フジリンゴや梨などのアジア系)、冷凍食品(餃子、うどんなど)、肉類・海鮮各種(水槽のカニ丸1匹販売なども)
1004で買えるもの:
生鮮各種(各アジア系同様)、冷凍食品(餃子・うどん・明太子ペーストなど)、肉類各種
⬛︎洋食メニューを作りたい時は?
正直どのスーパーでも手に入りますが、Waitrose、Carrefour、Spinneysなどがチーズやシーズニングの種類が豊富で質も良く、おしゃれなものが手に入ります。日本ではなかなか見ない量・種類のチーズやオリーブ、デリカなどがディスプレイに並び、見ているだけでもワクワクするかもしれません。
おわりに
ドバイには、多国籍な住民を支える多種多様なスーパーが存在します。自炊派の方には嬉しい選択肢の豊富さですが、価格帯・品揃え・国の特色をうまく理解することで、より効率よく・賢く生活を送ることができます。とくに日本や欧米からの輸入品は2〜3倍の価格になることも。ただし、現地では「まとめ買い割引」「アプリクーポン」など頻繁に開催されるセールを活用することで、コストダウンが可能です。
ドバイの食事情を知っておくことで、日本人にとっても安心で充実した海外生活が送れるはずです。移住や長期滞在を予定している方は、ぜひ現地スーパーを巡る「食材探しの旅」も楽しんでみてください。
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